ミナミコアリクイ、ヒメアリクイ、オオアリクイはどれもアリクイの仲間になります。
今回はこの3種類のアリクイの違いについてそれぞれ紹介していきます!
ミナミコアリクイとヒメアリクイとオオアリクイはどこが違う?違いをチェック
まず見ていくのは3つのアリクイの体の大きさについてです。
- ミナミコアリクイ~体長34㎝~88㎝、物を掴む尾の長さ37㎝~67㎝、体重1.5㎏~8.4㎏
- ヒメアリクイ~体長12㎝~22㎝、物を掴む尾の長さ17㎝~24㎝、体重0.16㎏~0.28㎏
- オオアリクイ~体長100㎝~120㎝、物を掴む尾の長さ65㎝~90㎝、体重18㎏~39㎏
となります。
このように体の大きさを比べて見ると、オオアリクイという名前だけあってオオアリクイが最も大きいですね。
100㎝~ということは幼児くらいの大きさということになります。
そう考えると大きいことが分かるのではないでしょうか。
次に見て行くのはそれぞれのアリクイの生態なのですが、3種類ともアリクイの仲間であるため生態は似ています。
アリ、シロアリを主食とし、ときたま果物を食べるというのも共通しています。
また3種類とも夜行性で行動は単独で行うことがほとんどです。
これらはアリクイに共通する特徴と言えるのではないでしょうか。
では寿命はどうでしょう。
生き物は同じ種類に分類される生き物でも大きさによって寿命が異なります。
それぞれの寿命を見て行くと、
- ミナミコアリクイ 平均寿命20年程度
- ヒメアリクイ 平均寿命15年程
- オオアリクイ 平均寿命25年程度
これらは平均であるため、これよりも長く生きる個体もたくさんいます。
もちろん平均寿命よりも生きていられない個体も…。
3種類のアリクイを比べ最も体が小さいヒメアリクイがやはり一番寿命が短いようです。
ヒメアリクイはリスくらいの大きさしかありません。
小さいためそれだけ獲物に狙われやすいのではないかと予想します。
まとめ
3種類のアリクイの違いについてみていきました。
- 最も大きいのはオオアリクイで最も小さいのはヒメアリクイ
- アリを食べ夜行性、単独行動を好む生態は共通している
- 平均寿命は体の大きなオオアリクイが最も長い
いかがでしたか?
このような違いがあるということが分かりました。
同じアリクイでもこのように体の大きさが違うということに驚いた方もいるかもしれませんね。