みなさんは、ピューマの鳴き声を聞いたことあるでしょうか?
そもそもピューマ自体がどのような動物か、分からないという方も多いでしょう。
ピューマはネコ科の動物で、ヒョウなどと同じ種族です。
それではピューマも、ネコのような鳴き方をするのでしょうか?
この疑問を解決するため今回は、ピューマが鳴き声を出す意味と、その特徴に視点を絞って紹介したいと思います。
ピューマの鳴き声の意味とは?
動物園などの飼育された状態のピューマの鳴き声に関しては、調査すること自体が容易であり、今までも何度も研究がなされてきました。
しかし、飼育下と野生本来の鳴き声というのは全く別物と考えるべきであり、また野生下では研究すること自体が困難であるため、ほとんど本来のピューマの鳴き声に関しては、まだまだ分からないことが多いというのが現状です。
そんな中でも、最近は最新の特殊なカメラを用いて、山に生息している野生のピューマの様子を長期間にわたり研究・分析を行っており、現在ではピューマの鳴き声には2つのカテゴリーがあることが分かってきました。
1つ目のカテゴリーは「注意を引く」、2つ目のカテゴリーは「呼びかけ」です。
それでは詳しく紹介していきます。
ピューマの鳴き声の特徴は?
ピューマが注意を引くために鳴くときは、「甲高い声で鳴く」場合と「懐くように鳴く」の2パターンがあるそうです。
「甲高い声で鳴く」は、メスから遠方のオスの興味を引くために、メスのピューマから発せられる鳴き声です。
「懐くように鳴く」場合は、食べ物を分けてもらう子供が使う鳴き声とされています。
「呼びかけ」のためにピューマが鳴くときは、狭い範囲の周波数を発します。
先ほどとは違い、コミュニケーションに用いられている鳴き声とされています。
具体的には「接触」「不安を与える」「警告する」の3パターン鳴き声があります。
これらは主に「母親と子供」の間で行われているもので、様々な鳴き方によって日常のコミュニケーションがとられているようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日常のコミュニケーションや注意を引くために、多様な鳴き方で生活しているのが分かります。
ピューマはあまり馴染みのない動物ですが、この記事がみなさんの興味を引けたなら幸いです。