ハムスターは温厚な性格か、もしくは臆病な性格か、どちらかに分けられると思います。
お世話しているペットの性格が急に変わってしまったとしたら、大変驚くことでしょう。
ハムスターにも、そのような事実があるのでしょうか?
ハムスターの性格って変わるの?
ハムスターは小さな動物で、臆病な生き物です。
もし、他の動物に襲われた場合、戦うよりも逃げることを選択するでしょう。
しかし、お世話しているハムスターが突然噛みついたり、ケージの中で暴れるといった行動を起こすとしたら?
かなり悩んでしまいますよね。
色々考えられますが、生後半年にもなると、ハムスターの年齢は人間で言うと25歳くらいになります。
立派な大人です。
少々やんちゃな時期でもあります。
今までおとなしかったのに、急に活発な行動を起こしやすくなる年齢ではないでしょうか。
年をとると落ち着いてくると思いますので、少し様子を見てみましょう。
性格的な問題ではなく、ハムスターの体に影響するほど、重大な問題の場合もあります。
噛みつくといった行動の場合、ストレスが溜まっていたり、体に異常があるから調べてほしいと、飼い主さんに体を張ってお知らせしている可能性があるのです。
ハムスターは、極度のストレスで亡くなってしまうこともあります。
ストレスを与えない環境作りを心がけて下さい。
また、ハムスターのメスは縄張り意識が強いので、よけいにストレスを感じてしまうようです。
発情したり、妊娠をすると気が高ぶり、凶暴になったりもします。
他にも、ハムスターは匂いに敏感で、飼い主さんのことを匂いで覚えます。
いつもは使わないハンドソープで手を洗ったりすると、誰だかわからず怖くて噛みつく、といった行動を起こすこともゼロではありません。
ハムスターの性格が変わった場合、どうしたらいい?
急にハムスターの性格が変わると焦りますが、ハムスターの行動と、自分の行動を思い返してみてください。
可愛いからといって触れすぎたり、かまいすぎたりしていませんか?
きれいな方がいいからと、頻繁に掃除をしすぎたりしていませんか?
反対に、面倒だからと掃除を怠っていませんか?
また、大きな声を上げたり、噛みつかれたときに悲鳴を上げたりすると、それだけで恐怖心を感じてしまい、さらにストレスを重ねる結果となります。
ハムスターとの距離を少し置いて、様子を見ることから始めてみて下さい。
今まで気がつかなかった原因がわかるかもしれません。
それでも改善されないと感じたら、無理をせず病院で診てもらいましょう。
まとめ
ハムスターは種類も関係しますが、個々の性格は様々です。
おとなしかったり、のんびりだったり、活発だったりと色々存在します。
毎日お世話しながら、変わった所がないか、異常がないかを確認し、いつもと違った行動をするようなら適切に対処していきましょう。
改善する方法は必ずあるはずです。