トラはよく獰猛な動物として知られています。
種類によっては民家のある集落を襲うなど、人間を襲ってしまいことも多々あります。
しかし、トラは獰猛ですがそうでない時期もあります。
それはトラが赤ちゃんの時です。
普段は肉食で草食動物を捕食して生活し、時にはゾウや肉食動物さえも狙う獰猛さもあります。
しかし、赤ちゃんの頃のトラはどんな生態、生活を送っているのでしょうか。
今回は紹介していきたいと思います。
虎の赤ちゃんの生態をおってみよう!
トラは数日で、100回以上の繁殖行為を行います。
結果として3か月妊娠生活を送ります。
出産時期には穴や藪などの陰で一回に2~3頭、多くて6頭の赤ちゃんを出産します。
生まれたての赤ちゃんには、最初何もできません。
特に最初の2週間は、まるで目が見えていない状態が続きます。
子育てはメスだけで行いますので、その間はほとんどお母さんにべったりです。
その後目は見えてきますがまだまだです。
トラは産まれてから8週間は歩けないとされています。
歩けなければ狩りもできませんし、移動もできないのです。
お母さんがマーキングしてるとき以外は、基本べったりです。
その後、歩けるようになると狩りの練習を始めていきます。
最初は全然慣れもありませんし、捕まえることもできません。
ですので、捕まえて食べることができるまで8か月と言われています。
しかし、やっとの思いでできる状態です。
一年半までは、お母さんと行動しハンティングに慣れさせます。
その後、立派なトラとしてジャングルや極地、草原地域へ独り立ちです。
しかし、ここまでに立派に育つのは一頭だけです。
他の兄弟や姉妹は赤ちゃんのときに襲われる、狩りの反撃をされるなどで命をおとしてしまいます。
立派に育ったトラだけが今後も生き続けて、繁殖や捕食などトラと言う種を守ろうとします。
しかし、トラには縄張り争いが多く、きっと生命を寿命まで全うしたトラは少数派かもしれません。
トラの赤ちゃん pic.twitter.com/8xp1RjYBSS
— 癒しの動物画像@厳選版 (@iyasi_doubutu46) 2018年11月8日
まとめ
トラの立派な成長過程などの生態を書かせて頂きましたが、かなりシビアな世界です。
動物園にいる赤ちゃんが、凄い恵まれている環境にいるのがわかります。
しかし、それでも赤ちゃんなのでデリケートです、
もし赤ちゃんと触れ合う機会があれば、丁寧に扱いましょう。
また、トラの赤ちゃんは非常に可愛く鳴き声もネコのように可愛いです。
ですので、ぜひデートや家族で動物園に遊びに行きましょう。