草食動物には角がはえているものがいますが、種類によっていろいろな角があるようです。

鹿は、毎年秋の終わりに角を落とし、翌春に新たな角が生え、牛・山羊・羊は一生生えた角を使います。

家畜として飼う場合、人間や仲間が怪我をするおそれがありますので、子供のうちに「除角」することが多いです。

見た目は似ている角ですが、鹿の角は爪みたいなもので、春には袋に血管が通っていますが、出来上がると血流はとまり袋もとれ、中の角だけが残ります。

牛や羊・山羊などの角は、血の通った体の一部なので、折れると血がでます。

そこから菌がはいるおそれもありますので手当をしないといけません。

羊の角の生え方にどんな特徴があるのでしょうか?

また、オスとメスに違いはあるのでしょうか?

羊 角 生え方 ツノ オスメス

羊の角の生え方は?

羊の角は、種類によってさまざまです。

螺旋を巻きながら直状に伸びた角をラセン角渦巻き状に丸く成長する角をアモン角といいます。

角のある種類のほとんどは左右に1対だが、古品種にはヤギのように後方に湾曲しながら2~3対の角をもつものもいます。

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羊のツノはオスメスで違うの?

羊は、品種によってオスだけに角のあるもの、オスにもメスにもあるもの、オスもメスも両方ないものと様々なようです。

羊は、今でも羊飼いが野山を移動させながら放牧するという方法で飼っているところがありますが、中世ヨーロッパで、羊毛がお金になるようになってから、牧場で柵の中で大事に育てるようになりました。

柵で飼うと、羊は巨大な角をぶつけて策を壊し、逃走するものも出てきました。

羊毛は今より高価なもので、1頭でも逃げられると困ります。

おまけにオスメスが、国境を越えて外国に逃げ、そこで上質の羊毛を生産するようになれば、自国の羊毛収益が減り、困ります。

ですから、羊の角は早いうちに切られるようになりました。

しかし、角を切るのが大変で、角がはえない羊を研究し、偶然角の生えない羊がうまれました。

そこで、その羊を増やすようになったようです。

そのため、角のあるものとないのもがいるようです。

まとめ

羊は、品種によってまったく角をもたないもの、雄雌両方に角があるもの、雄だけが角を持つものがあります。

螺旋を巻きながら直状に伸びた角をラセン角、渦巻き状に丸く成長する角をアモン角といいます。

角のある種類のほとんどは左右に1対だが、古品種にはヤギのように後方に湾曲しながら2~3対の角をもつものもいます。

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