人間と同様、うさぎも年を取ってくると、いろいろな病気にかかりやすくなります。

介護が必要になったうさぎの、食事やお水の与え方について、ちょっと調べてみました。

うさぎ 介護 食事 水

うさぎの介護食事は?

若いうちや、元気な時はそのままでも食べることができたものでも、体調がよくないときには、そのままでは食べることができなくなります。

そういう時には、ペレットを、お水でふやかして、団子状にして与えることも必要になってきます。

嗜好性だけを考えると、体に良くないものを選んでしまいがちですが、健康面にも配慮し、なおかつおいしいものとして(有)ウーリーのブルームシリーズが挙げられていました。

このシリーズは、自社ウーリー農園(長野県)で栽培「ランスロット」「イタリアングラス」を使用しているそうです。

こちらの商品、おいしさと栄養面だけでなく、近年歯根のずれが問題になっていて、その原因が遺伝的なものと、固いものを食べすぎることによって起きるといわれているのですが、その点に配慮された固さに調整されているという優れものです。

人間にとっても、歯は大事ですからね。

他の病気を誘発しやすいので、歯は大切にしたいものです。

歯の表面の汚れがつきにくく、繊維が大きいため、咀嚼回数が必然的に増えることから、こちらのエサを与え始めてから、奥歯のケアの回数が減ったという獣医さんや、飼い主さんからの声も聞かれているそうです。

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うさぎの介護水は?

うさぎの介護で必要なお水についてですが、元気な時は給水ボトルから直接自分からとってくれますが、身体が弱ってきてしまったら、シリンジ(注射器の針のないもの)から与えることになります。

生絞りのニンジンジュースや、リンゴジュースと一緒に粉薬をまぜれば飲んでもらえますが、無味無臭のお水はなかなか飲んではもらえません。

最初からお水の代わりに、ポカリスエットを与えてしまうと、お水をまったく飲まなくなってしまう為、気を付けた方が良いですが、どうしても飲まない場合は、ポカリスエットを薄めて与えるのが良いでしょう。

市販のスポーツドリンクには、アセスルファムKなどが入っているので注意が必要です。

アクエリアスには、昆布エキスが入っているため、あまり与えることはお勧めできません。

下痢気味で水分を嫌がるときには、みつばや春菊など、うさぎが食べられる野菜に粉薬をまぶして与えるのがおすすめです。

まとめ

このように、食事にしても、たとえお金がかかっても、病気になってお金がかかるよりは、健康面に配慮した高級なエサを、買い与えることも大切なのだと思います。

また、人間と同じで、味にも敏感なので、水分を取らなくなったら、好きな食べ物に混ぜて与えるなどの工夫が必要なのだとわかりました。

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