オポッサムって聞いたことありますか?

見かけはネズミのような動物で、とても可愛らしい姿をしています。

そのため最近ではペットとしても人気がでてきています。

ネズミのような外見をしているものの、本当はネズミではなく、カンガルーやコアラなど、お腹に袋を持つ動物と同じ有袋類の動物です。

そんなオポッサムは、どんな生き物なのでしょうか?

かれらの生態について調べていきたいと思います。

オポッサム 生態

オポッサムの生態とは

オポッサムは有袋類・オポッサム目・オポッサム科に分類される仲間の総称で、70種類を超える動物が分類されています。

オポッサムの有名な習性として、死んだふりをすることが挙げられます。

身の危険を感じると、横たわったり舌を出したりしてじっと動きません。

危険が去りしばらくすると、また活動を再開するのだそうです。

また、種類によっては死んだふりをすると同時に臭いニオイを発するものもいますよ。

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大きさはネズミほどの大きさのものからネコくらいまでと、種類によってバラバラです。

主に木の上で生活するため、それに適応してツメが長く鋭くなっています。

また生息域は主に北アメリカから南アメリカ大陸にかけてと、広く生息しているとされています。

性は雑食性で昆虫や種子、木の果実などを食べますが、シロミナミオポッサムという種類のものは鳥やカエルなどの動物まで捕食しているようですね。

お腹の袋をもつことと、ネズミに見えることからフクロネズミと呼ばれることもあります。

メスのオポッサムは未熟な胎児の状態で子供を出産し、仔は産まれてすぐに母親のお腹の袋を目指して這いあがります。

その袋の中には乳首がついていて、母乳を飲んである程度の大きさになるまでは袋の中で過ごします。

しばらくしてある程度の大きさに成長すると、今度は袋内部から出てきます。

そして母親の背中につかまって移動することが多いので、オポッサムは別名コモリネズミとも呼ばれています。

オポッサムの妊娠期間はとても短く、12-14日間ほどだそうですよ。

ヒトは10か月ほど妊娠期間がありますが、これと比べるととても短いですね。

まとめ

いかがでしたか?

オポッサムについて少しご紹介してきました。

死んだふりをしたり、赤ちゃんを未熟な状態で出産して袋で育てたり、とても特徴的な生き物だということが分かりましたね。

ただ、まだあまり詳しいことは分かっていないので、これからもっと分かってくると良いですね。

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