今まで世界中で、いろんな種類のタコが発見されてきました。
日本だけでも約60種類ほど確認されています。
食用タコや猛毒を持つタコ。
そして、岩陰に潜んでいたり、浮遊しているタコなど、とにかくいろいろなタイプがいます。
具体的に何種類かと聞かれたら、正確な数を答えることはかなり難しい問題です。
ただ、タコ全体には大きく分けて12科の種類があります。
科によって動き方や形が全然違ったりします。
今回は、どのような科があるのかを詳しく記述していきたいと思います。
目次
タコの種類の一覧について!
上記の前置きでも記載しましたが、タコには12科の種類がいます。
12科は生息場所や性で分類されています。
なので、性と生息域をベースにしてどの科が当てはまるかを下記に記載していきたいと思います。
12科のタコの種類の名前(呼び名)と特徴と分類について!
呼び名は、「ムラサキダコ科」、「アミダコ科」、「アオイガイ科」、「フクロダコ科」、「クラゲダコ科」、「スカシダコ科」、「カンテンダコ科」、「ヒゲナガダコ科」、「ジュウモンジダコ科」、「メンダコ科」、「テナガヤワラダコ科」、「マダコ科」です。
「ムラサキダコ科」、「アミダコ科」、「アオイガイ科」の特徴と生息域について!
上記の3科の主な特徴は、海底に適応した生活ができるタイプのタコではありません。
なので、浮遊性です。
主に生息場所は、表層遊泳性です。
「フクロダコ科」、「クラゲダコ科」、「スカシダコ科」、「カンテンダコ科」の特徴と生息域について!
上記の4科の特徴は、海底に適応した生活ができるタイプのタコではありません。
なので、浮遊性です。
主な生息場所は、生息域が亜表層・中層性です。
「ヒゲナガダコ科」、「ジュウモンジダコ科」、「メンダコ科」の特徴と生息域について!
上記の3科の特徴は、海底に適応した生活ができるタイプのタコではありません。
なので、浮遊性です。
主な生息場所は、中・深層です。
「テナガヤワラダコ科」の特徴と生息域について!
上記の科は、海底に適応した生活ができるタイプのタコではありません。
なので、浮遊性です。
主な生息場所は、近底層性です。
「マダコ科」の特徴と生息域について!
上記の科は、全12科のうち唯一海底に適応した生活ができるタイプのタコです。
なので、底棲性です。
食用タコもこの分類です。
なので、主に有名な食用タコのマダコ、ミズダコ、イイダコなど、これらは全部マダコ科に分類されます。
あと、猛毒を持ってることで有名なヒョウモンダコもマダコ科です。
一般的に知られてるタコはマダコ科が多いです。
まとめ
タコの12科について特集をしていきました。
今回は、同じような文章が何回も使われてる箇所がありましたが、それぞれの科の名前や特徴を細かく説明したかったので、あえてそのように記述させていただきました。
要約すると、食用タコとして有名なタコが属しているマダコ科のみ海底に適応できるが、他の11科は海底での適応は厳しいということです。
マダコ科は少し特殊な科に感じます。