タコは頭足類タコ科に属し軟体動物ですが、タコという名前はいつからこの名前になったのでしょうか?
日本では古くは、江戸時代とも平安時代とも言われています。
海外でもタコに名前に語源があるようです。
それではこのタコについて調べてみましょう。
タコの名前の語源はどこからきている?
まずいろいろな語源から見てみましょう。
タコの名前の「た」は手を表しており「こ」は接尾語であり手が多いからと言う説。
手にはたくさんの吸盤があるので、ばらばらに物が集まってくることから「手凝」、足が多いことからついた名前が「多股」、海蛸子(たるこ)の真ん中の文字が抜けて「たこ」になったと言う説。
たぐるなどの手を縦横に動かす古語「綰く」から来ているなど、どうやら見た目からの語源が多いようです。
外国でも見た目で名前がついている!?
タコの名前の由来はたくさんありましたが 日本では足というか手が多いと言うことからきていることが多いようです。
昔の人が見た目に手が多く、一度にいろんなことができるような気がしてつけた名前なのでしょうか?
実はギリシャ語も見た目からきているとも言われています。
ギリシャ語でタコはオクトパス。
意味はそのままオクト8プース、足つまり8本足と言うことです。
日本でも海外でも見た目で決められたようです。
まとめ
タコの語源は、江戸末期私語私臆鈔斗言う本に多股からきている記載されています。
古くは平安時代の辞書とされる、和名沙には海蛸子とも記載があります。
ユダヤ教など特定に宗教では、別名デビルフィッシュといい宗教上うろこのない魚としても扱われており、食べてはいけないものでデビル=悪魔となっており、結果不気味な生き物のイメージがあるのでこのように言われています。
しかしながらタコを食べる国では、こういう呼び方はしません。
古くは平安時代の辞書とされる和名沙には、海蛸子とも記載があります。
蛸の漢字は元々日本の字ではなく、中国の蜘蛛を表していたようです。
日本で最初に使用されたのは本草和名で、海に住む蜘蛛という意味で海蛸とかかれたということです。
日本でも海外でも、今も昔も見た目の足の多さから名前が決められたようです。