別名「みちしるべ」とも呼ばれているハンミョウですが、もしかしたら見たことがある人も、知っている人も多い昆虫かもしれません。
しかし、以外に知られていないのが、“何処で生息しているのか”ということです。
生態にも大きく関わってくる生息地ですが、一体どんな土地に生息しているのでしょうか。
また、どのように分布しているのでしょうか。
ハンミョウの生息地とは?
まず、生息地についてですが、主に平地や低山地の林道や土が露出した地表、河原などの水辺近いところに生息しているようです。
中には都市部の公園や、山岳地帯でハイキングや登山をしていると見られることもあるようです。
裸地でよく見られるようですが、草木の多い場所に隣接した場所であることが多いようです。
餌の確保や避難場所等の理由から、草木の存在もハンミョウにとっては重要な役割があるのではないかと言われています。
ハンミョウの生態として、日あたりが良いところや湿った土、水辺のあたりなどを好むようです。
また、おそらく産卵などの理由からか、土質にもこだわりがあり、土を選んで生活をしているようです。
ハンミョウは種類もたくさんいるため、種類によっては少しずつ生息するとことが変わってくるようです。
同じ土でも砂質を好むものや粘土質を好むものもいたり、全く飛ぶことができないものもいるので、それぞれの体に合わせた環境を選んで生活しているのではないかと考えられています。
時期的には成虫は4月〜9月までの春から秋にかけての半年間が行動する期間となっていますので、探す場合には時期を選んで行くと良いでしょう。
ハンミョウの分布は?
色々な種類がいるハンミョウですが、一般的なハンミョウはだいたい日本各地に分布しているようです。
主に分布しているのが、本州・四国・九州です。
日本では比較的に目につきやすい種類であることがわかります。
まとめ
日本の広い地域に生息するハンミョウですが、種類によっては個体数が減っているものもあるようです。
観察するときには、ハンミョウが生活しやすい環境を維持する心がけも必要かもしれませんね。
生き物に対する思いやりを持ちながら、観察を楽しみましょう。