小動物の中でも人気が高く、ペットとして飼育している人もどんどん増えてきているハリネズミ。
赤ちゃんの時から育てることが出来ると、愛情もひとしおですよね。
簡単なことではありませんが、挑戦したい方は是非読んでみてください。
ハリネズミのベビーの飼育方法!
基本的に生きものの赤ちゃんは、母親に任せることが一番ではあります。
しかし、飼育下では手助けすることが必要であったり注意を払うことも必要になります。
まずは、出産後の2週間~3週間の観察。
この間は、母親は赤ちゃんとのほとんどの時間を寝床で過ごします。
親子のストレスにならないよう注意しながら、日々観察してください。
干渉しすぎると、母親がより神経質になってしまったり、攻撃的になる可能性もあるので控えます。
この2~3週間という時期は本当に重要で、掃除などもしてはいけません。
母親を刺激し、不安定になってしまうと赤ちゃんをくわえて場所移動しようとします。
この行動が激しくなると、赤ちゃんが死んでしまうケースもあります。
床材や寝床は変えず、また赤ちゃんに触れる事も厳禁です。
赤ちゃんに人間の臭いがつくと、母親が育児放棄をする可能性があり危険です。
人間の手で育てることは出来ますが、やはり母親が一番なのでこの状況になることは避けましょう。
幼い頃は排出が自力で出来ず、母親に舐めて促され出来るようになります。
赤ちゃん飼育時の一番重要な点は「温度」。
寒さに非常に弱いため、ケージ内は28℃前後を保つように設定してください。
ハリネズミのベビーの餌について!
ハリネズミの赤ちゃんは母乳で育ちます。
十分な母乳を与えることが出来るように、母親には良質でかつタンパク質の高い食事を用意してください。
常に新鮮な水が飲めることも大切です。
だからといって、突然食べた事のないフードを与えることはいけません。
なんらかの理由で人工哺乳の場合は、ペットミルクを与えます。
犬か猫用のヤギミルクを薄め、少しずつ与えて慣れてきたら濃度をあげていきます。
赤ちゃんは体温が下がりやすいので、必ず人肌程度に温めてからスポイトなどで与えましょう。
1ヵ月程度経過したら大人と同じものに変えていき、フードはふやかして少しずつ様子をみながらあげてみてください。
まとめ
ハリネズミの赤ちゃんは物凄く小さく繊細です。
大人でも小さいので、赤ちゃんなら尚更ですよね。
なるべく自然にストレスなく生活出来る環境づくりをし、見守ってあげましょう。