ハリネズミは、自然界では地中に穴を掘って生活する生き物で、種類によっては長いトンネルのような巣穴を作ることもあります。
そんな時、爪や体に付着した汚れが自然と取れていくことになるのですが、人と一緒に生活しているハリネズミはそういうわけにはいかないですよね。
また飼われているハリネズミは、飼育スペース内の自分の排泄物で足が汚れたり、さらにその足で体を掻きかきしたりして、わき腹なども汚れることが多いです。
では、ハリネズミはどのように清潔にしてあげればよいでしょうか？
ちょっと調べてみました。
ハリネズミの足湯は毎日するの？
ワンちゃんのシャンプーは一般的ですが、ハリネズミはお風呂に入れられるのでしょうか？
実際には、ハリネズミも入浴させている方もいらっしゃるようなのですが、個体によってはとても嫌います。
また万が一お湯が鼻から入ってしまったりすると、結果的に肺炎などの症状を引き起こす可能性もあるので、全くオススメはできません。
ハリネズミの場合、浅くお湯を張った足湯で汚れをきれいにしてあげるのが一般的です。
その足湯のタイミングは、汚れが気になるようになってからが理想的です。
毎日キレイにしてあげたい気持ちは分かりますが、もともとそんな習慣のないハリネズミにとっては足湯も、ストレスになります。
ただ、足湯が好きな個体もいるようなので、飼われているハリネズミの様子に応じて、頻度も調節してあげると良いでしょう。
ハリネズミの足湯の温度は？
足湯の温度は37℃くらいの、人肌が良いとされています。
そのくらいの温度のお湯を2-3cm張り、その中でしばらく歩かせたりしているうちに、自然と汚れがふやけてくるので、あまり擦る必要がなくなります。
足湯の後は、素早くしっかり水分を拭きとってあげましょう。
この時、ドライヤーを使うと急激に体表温度が上がってしまうため、なるべく使わない方がよいでしょう。
もし使用する場合には、離してそっと当ててあげるようにします。
また、体温が下がりやすい冬のあいだ、子供や高齢の個体の足湯には特に注意が必要です。
まとめ
ハリネズミの足湯について、その頻度と温度についてご紹介してきました。
また、足湯の際にはシャンプーは極力使用しないように、優しく洗ってあげるのが良いようですよ。
ハリネズミにあまりストレスをかけず、気持ちよく清潔に保ってあげるようにしたいものですね。
