現在外来種として駆除されているマングース。

ピークに比べるとその生息数は大幅に減っています。

マングースの駆除方法とはどのようなものなのでしょうか?

沖縄 マングース 外来種 駆除 方法

沖縄にいるマングースの外来種って??

マングースはインド原産の動物です。

日本には、1910年に沖縄本島に持ち込まれたのが始まりと言われています。

マングースの駆除方法は??

最も効果的とされている方法はわなです。

種類はかごわな筒わなです。

はじめに活用した方法は、かごわなという箱のわなでした。

その後に広範囲で捕獲をするようになってからは、作業がしやすい筒わなも導入されました。

わなの数は三万個にもなり、その大変さが伝わってきます。

わな以外にはマングースを探し出す為に探索犬を導入し、マングースの生体の臭いや糞の臭いを確認してマングースを探し出したり、生息しているかどうかを判断する役割を持っています。

駆除方法以外にも自動撮影カメラやヘアトラップによるマングースの生息情報の収集、そしてわなの点検も捕獲をするためには必要な方法です。

では、わなについて詳しくご紹介します。

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筒わな

名前の通りT状になっている筒状のわなに餌をセットして捕獲する方法です。

T字構造に番線をとおしていますが、これは在来種がわなにはまらないようにしているようです。

わなに使われているバネはとても強力なので、人は絶対に触らないように注意が必要です。

箱わな

箱の中に入っている板を踏むことにより、入口の蓋が閉まる方法です。

餌につられて入ってきた動物を高確率で捕獲できますが、目的以外の動物が入る可能性もあります。

かごわなは毎日の点検が必要なのに対して、筒わなは1ヶ月に1~2回の点検で済むために、筒わなの導入によって作業効率があがりました。

ほかには、季節や地域性などで在来種の生息などを配慮して、わなの方法を使い分けています。

まとめ

わなもただ単に森に置いていれば良いのではなく、マングースがどこを中心に生息しているかの確認をした後に、人目のつかない場所、そして在来種に影響がないように配慮しながら設置し、点検もこまめにしています。

そのお陰で生息数もぐんと減っているのでありがたいですね。

生息数0を目指してこれからも活動を見守っていきたいですね。

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