ハリネズミに限らず室内でペットを飼っていると糞の処理に骨が折れることもあるかとおもいます。
糞は毎日するものなのでとても処理するのには根気が必要です。
かといって2~3日放っておくと臭いや衛生面にもよくありません。
しかし工夫次第で飼い主の糞処理の負担を軽減することができます。
ここでは効率の良い糞の処理方法について見ていきたいと思います。
ハリネズミの糞の処理を軽減するには?
ハリネズミにしつけをすることは難しいことですが、習性を理解すればトイレトレーニングは不可能ではありません。
- 隅に糞をする
- 自分の糞の臭いがする場所にする
という習性を利用します。
すべてのハリネズミが当てはまるとは言いきれませんが、一度はトイレトレーニングを試してみると良いでしょう。
飼い主が場所を決めて設置したトイレ容器で糞をするように促す方法と、トイレの位置はハリネズミに決めさせてそこに糞をさせるという方法があります。
飼い主がトイレの場所を決める方法としては、ケージの隅に落ち着ける場所にトイレ容器を設置し、その中にトイレ砂を入れておきます。
次にハリネズミの糞や尿を拭き取ったティッシュや床材などをトイレ容器に入れて置きます。
これは自分の排泄物の臭いでここがトイレだと認識してもらうためです。
トイレ以外の場所で排泄した場合は臭いが残らないようにきれいに掃除します。
また様子を観察してトイレ以外で排泄しようとしていたらトイレに誘導することをひたすら繰り返します。
これでもうまくいかない場合はハリネズミが良く排泄する場所にトイレを設置して排泄物をトイレの上に置いて認識させましょう。
トイレ設置に成功して掃除が簡単になってもトイレの臭いを消してしまうような掃除をしてしまうとまた別の場所をトイレをしてしまいます。
ハリネズミにとっては、自分の臭いが消えてしまい、不安を感じてしまうのです。
さらに再び自分の臭いをつけるため盛んに排泄をするため、ひどい時には脱水症状にもなりかねません。
大掃除は一ヶ月に一度程度で、飼育容器全体の掃除とできれば日光消毒を行うといいでしょう。
巣箱など飼育環境で使用しているものも日光消毒を行いましょう。
まとめ
なかなかどうしてもトイレの位置が一定しないハリネズミがいますが、そこは飼い主がイライラしても仕方ないので、それもハリネズミの個性と考えて、そういうものだと諦めてこまめに掃除するのが良いでしょう。