珍しいペットとして流行の兆しを見せているモモンガですが、どんな生態をしているのでしょうか。
モモンガと一口に言っていますが、どんな種類があるのでしょうか。
気になりますね。
モモンガの生態について調べてみました。
目次
ペットとしてのモモンガの種類
現在ペットとして扱われているものの多くは、フクロモモンガとアメリカモモンガの2種類です。
同じ種ではなく、フクロモモンガはカンガルーと同じ有袋類に入ります。
お腹に袋があって袋で赤ちゃんを育てます。
一方のアメリカモモンガはリスの仲間です。
ペットとしてのモモンガの性質
種類は違っても、モモンガとしての特徴は同じです。
モモンガをペットとして飼う時に、一番注意しなくてはいけない生態の一つに夜行性であるということが挙げられます。
昼間は寝て、夜に活発に動き出す習性を持っています。
ですから、昼間に遊べないとかかわいがれないとか、夜にうるさいとか不満を言うのはおかしいのです。
モモンガは野生では捕食される側の生物、ということは?
捕食される側の生物の特徴を挙げてみると、仲間意識が強いということがあります。
つまり、テリトリー意識が強いのです。
ですからマーキング行為をします。
自分の領域に他のものが立ち入る危険をいつも考えているわけです。
モモンガは飼い主は仲間という意識
仲間だと思うと懐きます。
飼い主は仲間という意識です。
フクロモモンガは群れで行動します。
アメリカモモンガは単独行動ですが、寒い時には数匹で寄り集まって巣に入っていることもあります。
モモンガの食べ物
食べ物ですが雑食性です。
好き嫌いはあるようですが、果物などはよく食べます。
飼育するなら、栄養の偏りに注意してください。
モモンガの体長と寿命
体長は10㎝から15㎝くらいの掌に乗ってしまうくらい小さな動物です。
野生では3年~5年。
飼育下では7年~12年くらいは生きます。
小さい動物ですが割に長生きですね。
飼う時は寿命を考えて長い付き合いになるので、しっかり世話をしてやって下さい。
まとめ
珍しさと可愛さのモモンガですが、案外と飼いやすいという声を聞きます。
食べ物にはこれでないとダメ、というものがないからでしょうか。
飼っている生物の生態を知ることは、よい世話をする上でも大切な知識になります。
分からないことは調べて、少しでも長く、健康にかわいがれるようにしてくださいね。